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2026.01.23

KINO Meeting presents: Multicultural Film Festival 「語る、交差する、そして映画が生まれる。」

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“海外に(も)ルーツをもつ人たち”との映像制作プロジェクトを展開するKINOミーティングは、これまでにさまざまなワークショップをとおして映像作品を制作し、その過程で発生するコミュニケーションや表現の可能性を探究してきました。多様なルーツをもつ人たちが共同で制作にあたる現場では、個人の「語り」を起点に、異なる文化や視点が「交差」する特有の協働関係から表現が導かれ、その積み重ねで映画がかたちづくられていきます。本映画祭では、そうした交差から映画が生まれる過程を垣間見ることができる4作品を、KINOミーティングによる映画作品と招待作品から上映いたします。また、作品のつくり手や専門家を招聘したトークセッションも実施し、鑑賞体験を深掘り、共有する場をつくります。多様なルーツが交差する地点から、自身とは異なるルーツをもつ他者と共に在ること/つくることの魅力を発見する映画祭に、ぜひご参加ください。*プログラムは変更になる可能性があります

【会場】
東京都現代美術館 講堂[B2F]
〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)

【日時】
2026年2月28日(土)
PROGRAM A 10:30~12:40
PROGRAM B 14:00~16:25

2026年3月1日(日)
PROGRAM C 10:30~12:50
PROGRAM D 14:00~17:00

【定員】
各プログラム 80名

【参加費】
無料 *要参加申込
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【お申込み】
以下のフォームよりお申し込みください。

申込締切:各回前日まで

*定員になり次第、申し込みを締め切ります
*お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します

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【上映作品】
● Program A
『ニュー・トーキョー・ツアー』 + メイキング
(制作:KINOミーティング/2022/字幕:日・英/80分)

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仕事を無くし、恋人とも別れ、このまちに住む意味を失いかけているリー。ある日、そのまちに来たばかりのトシキとの偶然の出会いから、リーはトシキの観光ツアーに巻き込まれていく。本作の制作に携わった“海外に(も)ルーツをもつ”メンバーたち自身のエピソードから紡がれた物語は、さまざまなルートを経てその地に辿り着いた人々が織りなす“東京”の風景を描き出す。


●Program B
『夏休みの記録』
(監督:川田淳/2025/字幕:日・英/95分)

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日本語の学習支援を通じて、在日クルド人との交流を映し出したドキュメンタリー。川田淳監督が、同じマンションに暮らすクルド人姉弟が夏休みの宿題をする様子や、母親たちが日本語を学習する様子を記録して、メディアで報じられる悲劇的な難民ではなく、SNSで語られる暴力的な存在でもない、ごく普通に生活しているクルド人に焦点を当てる。


●Program C
『人間ピラミッド』
(監督:ジャン・ルーシュ/1961/88分)

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credit:Les Films du la Pléiade

フランス植民地時代のコートジボワールの首都アビジャン。現地の高校では、入植者のこどもたちである白人生徒とアフリカ系の黒人生徒が、同じ教室で授業を受けるものの、私生活のなかでは互いに関わろうとはしない状況があった。映像人類学のパイオニアであるジャン・ルーシュは、双方のグループに交流を求め、一緒に映画をつくることを提案する。


●Program D
『オフライン・アワーズ』 + ドキュメンタリー
(制作:KINOミーティング/2025/字幕:日・英/120分)

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深夜、都内のオフィスで働く多様な登場人物たちの小さな「決断」を描いた3編のオムニバスムービー。言語や文化、映像制作の経験も異なる“海外に(も)ルーツをもつ”15名のメンバーが、監督、脚本、俳優、美術、撮影といった役割を交互に担いながら制作が進められた。本編と対をなすドキュメンタリーは、制作プロセスを追いながら多様な人々による協働の困難さと可能性を映し出す。


●Program A/B/C/D
『シネマポートレイト』
(制作:KINOミーティング/2022〜2024/字幕:日/10分)

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自身のルーツを探す小さな“旅”をするワークショップをとおして制作された作品群。ワークショップ参加者たちは、まちを歩き、自身のルーツとリンクする風景と出会い、その場所/瞬間が想起させたエピソードを語る。*各回異なる作品を上映します。


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【トークセッション】

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トークセッションゲスト: 左から大橋香奈さん、川田淳さん、管啓次郎さん、髙谷幸さん、川上幸之介さん

●トークセッションA ゲスト:
大橋香奈
(東京経済大学コミュニケーション学部准教授)
英国Met Film Schoolドキュメンタリーフィルム制作プログラム修了。慶應義塾大学大学院にて後期博士課程修了、博士(政策・メディア)。人びとの〈移動〉の経験に関する映像エスノグラフィー研究を続けている。水野大二郎との共同監督作品『Transition』 (2019)が3つの国際映画祭に入選。近著(分担執筆)に『パブリック・ヒストリーの実践:オルタナティブで多声的な歴史を紡ぐ』(2025)。

●トークセッションB ゲスト:
川田淳
(映像作家・『夏休みの記録』監督)
1983年埼玉県生まれ。2007年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。沖縄で戦没者の遺骨を掘り続ける男性の手伝いをしながら、遺留品の遺族を探し求める作品『終わらない過去』、中国と沖縄で戦争体験をした元日本兵の証言を記録した作品『生き残る』、ハンセン病回復者の方と追い出された故郷や隔離されていた施設を共に訪れ、その記憶を辿った『石山さん』などを制作。今までに美術館や映画祭などで作品を発表している。

●トークセッションC ゲスト:
管啓次郎
(詩人、明治大学理工学部教授)
比較文学研究者としてカリブ海のフランス語文学、チカーノ(メキシコ系アメリカ人)文学などを研究しつつ、『コロンブスの犬』にはじまる批判的旅行記や批評文を発表してきた。『斜線の旅』で読売文学賞受賞。2010年の最初の詩集『Agend’Ars』以来、9冊の詩集を刊行し、20か国以上の詩祭・大学で招待朗読を行っている。明治大学では理工学研究科に「総合芸術系」を設立。文芸創作や批評理論を教える。

●トークセッションD ゲスト:
髙谷幸
(社会学者、大学教員)
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は社会学・移民研究。著書『追放と抵抗のポリティクス』(ナカニシヤ出版)、編著『移民政策とは何か』(人文書院)、共著『移民・難民・アート 越境する想像力』(図書出版ヘウレーカ)など。難民・移民フェスの運営や特定非営利活動法人 移住者と連帯する全国ネットワークの活動にもかかわっている。

川上幸之介
(キュレーター、大学教員)
1979年山梨県生まれ。倉敷芸術科学大学教員。KAGアートディレクター(gallerykag.jp)。専門は現代アート、ポピュラー音楽、キュレーション。著書『パンクの系譜学』(書肆侃侃房)、共著『移民・難民・アート 越境する想像力』(図書出版ヘウレーカ)など。キュレーションに「Punk! The Revolution of Everyday Life」「Bedtime for Democracy」など。KAGでは2026年1月17日(土)〜3月22日(日)危口統之(きぐち・のりゆき/1975–2017)の代表作《搬入プロジェクト》を中心とした回顧展「危(木)口統之展」を開催中。
*KINOミーティングは全トークセッションに登壇します
*当日の進行、トークセッションは日本語にて行います
*トークセッションでは文字起こしシステムを用いた情報保障を実施します

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【タイムテーブル】

●DAY1(2/28土)
10:15 Program A 開場
10:30 『シネマポートレイト』
10:40 『ニュー・トーキョー・ツアー』
12:00 トークセッションA
12:40 終了

13:45 Program B 開場
14:00 『シネマポートレイト』
14:10 『夏休みの記録』
15:45 トークセッションB
16:25 終了

●DAY2(3/1日)
10:15 Program C 開場
10:30 『シネマポートレイト』
10:40 『人間ピラミッド』
12:10 トークセッションC
12:50 終了

13:45 Program D 開場
14:00 『シネマポートレイト』
14:10 『オフライン・アワーズ』
16:20 トークセッションD
17:00 終了
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【お問い合わせ】
KINOミーティング事務局 E-mail:kino.meeting.tokyo@gmail.com

【主催】
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人パンタナル
*本事業は地域社会を担うNPOが、東京都、アーツカウンシル東京と協働しアートプロジェクトを実践する「東京アートポイント計画」として実施しています。